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二週間も更新をサボッていたせいで、10 日も前のネタで記事を書く羽目になってしまいました。 第 64 期名人戦の第 5 局は、6 月の 1 日・2 日の両日、群馬県の伊香保温泉で行われました。 第 4 局までの対戦成績が森内名人の 3 勝 1 敗なので、私が応援する谷川九段にとっては既に後がないカド番でしたが、今回は結果を割愛せずにすみます。 矢倉の急戦から谷川九段が一方的に攻めきって、見事に勝利をおさめたのでした。 ふぅ。 しかし依然として谷川九段のカド番に変わりはなく、名人位奪取には残り 2 局を連勝するしかありません。 楽な条件ではありませんが、なんとかこの難敵を下して悲願の名人位奪取を果たして欲しいものです。
次の第 6 局は今月 15・16 日に石川県で行われます。 戦型はどうなるんでしょうね。 谷川九段が後手なので振り飛車でしょうか。 だとしたら古典的な四間飛車かな? 相掛かり系というのも十分に考えられます。 いずれにしても「祈必勝! 谷川九段!」です。
一昨日から昨日にかけて行われた第 64 期 将棋名人戦七番勝負の第 4 局、結果はまたもや割愛せざるを得ないこととなりました。ぢぐじょう(涙)
さて、将棋界には現在 7 つのタイトルがあります。 名人、竜王、棋聖、王将、王位、棋王、王座の 7 つです。 この中でも特に格の高いタイトルとされているのが名人位と竜王位なのですが、今日その竜王位を保持している渡辺明氏が、同氏のブログ 『渡辺明ブログ』 の中で以下のような一文を書いていました。
今日は家で色紙書きなどの雑用をしながら名人戦をネットで観戦。
「色紙書きなどの雑用」 とはいったいどういうことなのでしょう。 将棋に限ったことではありませんが、ファンが憧れのスポーツ選手やタレントなどから色紙をもらうということは、何より嬉しく、そして誇らしく感じることです。 人によっては、もらった色紙を額に入れて飾ったりさえするほどですが、実はその色紙が 「雑用」 として書かれたものだと知ったとき、ファンはどんな気持ちになるでしょうか。 渡辺竜王がはしなくも書き記してしまったこの一文は、同氏が日頃の発言とは裏腹に、いかにファンを軽視し侮蔑しているかを如実に示したものであると言えます。
将棋界はいま、いわゆる 「名人戦問題」 で揺れに揺れています。 この問題では、将棋連盟がスポンサーを単なる 「金ヅル」 としか見ていなかったことが白日の下にさらされました。 そこへ今度は渡辺竜王による 「色紙雑用」 発言です。 どうやら個々のプロ棋士にとってのファンというのも、単なる金ヅルに過ぎなかったようです。 将棋ファンの一人としては、なんとも悲しく残念なことと言うより他にありません。
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いや〜、勝った勝った。 やっと勝ちました、谷川九段! 初戦、第 2 局と連敗して 0 勝 2 敗となっていただけに、この第 3 局も落として三連敗となってしまうと名人位奪取が非常に厳しくなるところだったんです。 でも、やっと一矢を報いることができました。 1 勝 2 敗ならまだまだ巻き返しのチャンスは十分あります。 どうせならここから一気に三連勝で名人位を奪取して欲しい。 頑張れ、谷川九段!
そして例の名人戦問題は、ますます混迷の度を深めています。 その原因は、当初毎日側に対して一方的に契約破棄を通知した日本将棋連盟が、その後、朝日と毎日による名人戦共催なるものを提案し、さらには米長邦雄・連盟会長が 「単独でも共催でも、あくまで毎日新聞と契約したい」 と発言するなど、態度を二転三転させている点にあります。 まさに迷走状態に陥っている連盟理事会は、すでに交渉の当事者たる資格を失っているとさえ思えます。
かかる状況に至った以上、米長会長をはじめとする将棋連盟理事は混乱を招いた責任をとって全員退任していただき、以後の交渉は新理事会に任せることとして欲しいと切に願わずにはいられません。 また、もしも現理事会が自ら職を辞することを潔しとしない場合、きたる 5 月 26 日の棋士総会で全理事解任の緊急動議が発議され、これが可決されることを望みます。 今の状況で渦中の栗を拾うが如き行動を起こすことは簡単ではないでしょうが、誰かがそれをしなければ将棋離れがますます加速するだけです。
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今月 25、26 の二日にわたって、第 64 期名人戦七番勝負の第 2 局が行われました。 結果は ...... あえて割愛します。 心中お察し下さい(涙)
さて、名人戦移行問題はますます泥沼化の様相を呈しています。 毎日新聞の 名人戦問題特集 や WEB 駒音 に寄せられるファンの意見は、連盟に対する厳しい批判がほとんどという有り様。 将棋そのものを愛するファンの数が減っているとは思いませんが、将棋連盟、なかんずく米長邦雄・連盟会長をはじめとする現理事会を見限るファンが日増しにふえていることは間違いありません。 たとえば、WEB 駒音 には、こんな投稿がありました。
不義理をしても、現在の生活を維持しようとする人や、組織は信用できません、まして子供を預けるなんて、とんでもないことです。
棋士の皆さんには、これが誤解だということを、棋士総会で証明して頂きたい。
将棋連盟を見限るファンが増えるということは、遠からず連盟の財政がさらに悪化することを意味します。 ただでさえ将棋ファンの減少と高年齢化に苦しめられている連盟にとって、これは命取りにさえなりかねない危機的状況と言えるものですが、情けないことに、そのような危機感を持っているプロ棋士はきわめて少数に過ぎないのが実情であるようです。
昨夜、私はこの問題に関する長文の記事草稿を書いていました。 言うまでもなく、このブログに載せようとして書いたものです。 しかし、それを一晩寝かせて今朝読み直してみた途端、なんとも言いようのない虚しさに襲われました。 その記事草稿では、主に米長邦雄・将棋連盟会長の言動に対する批判を記していたのですが、考えてみれば、同氏を連盟理事に選び、そして間接的ながら連盟会長に選んだのは、他ならぬ連盟所属棋士の総意でした。 それら連盟棋士たちは、この危機的状況にあってもっぱら周囲の様子見、あるいは風見鶏を決め込むばかりで、自ら声を上げ具体的な行動に出ようとする人は今のところ皆無のようです。 中には 「ナルゴン」 氏 こと 畠山成幸七段 のように危機意識だけは感じている棋士も若干はいるようですが、現実問題、彼らにどれほど期待できるものかと考えると、甚だ心許ないと言わざるを得ません。
どうやらこれは、米長・連盟会長や連盟理事会だけを批判していればすむという問題ではなさそうです。 将棋連盟の会員、すなわち、プロ棋士のほとんどが、何かの病に冒されているらしい。 自らの明日の食い扶持が増えるか減るか、連盟の中で生き残るにはどちらの側に与 (くみ) するのが得か損か、下手な口出しをして自分に不利になるようなことはしたくない、何も自分がでしゃばらなくても誰かが何とかしてくれるだろう ..... これが多くの棋士たちの本音なのではないかと思えてきました。 保身、無自覚、無関心、そして絶望的なまでの視野狭窄。 棋士たちのこういう病的体質が、あの自己愛と自己顕示欲とに凝り固まった男をトップにいただく連盟理事会を産む土壌になっていたのでしょう。 だとすれば、現在の将棋連盟にこの問題を解決する能力を望むことは虚しいだけと考えるより他になく、連盟会長や理事会だけを批判した昨夜の記事草稿は書くだけ無駄なものでしかあり得ません。 こう考えて、私は昨夜の草稿を削除しました。 そして今、こうしてあらたな記事を書いているという次第です。
日本将棋連盟の公式サイトに「ご挨拶」 と題する米長邦雄・同連盟会長の一文 が掲載されています。 そこで同氏は 私は第一に普及、第二に普及と考えております
と述べていました。 また、同連盟発行の月刊誌 『将棋世界』 2005 年 9 月号には、第 18 期竜王戦の決勝トーナメントに臨む島朗・普及事業担当理事のコメントとして 普及活動に協力しない人には勝ってほしくありません
との勇ましい一文が載っています。 今回の騒動が将棋普及に与えた甚大なるマイナス効果を考えるとき、私にはこれらの御立派なコメントがただただ虚しく聞こえるばかりです。
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